センター長ブログ

一般社団法人審査センターのセンター長ブログです。
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Renewal part 2
 

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リニューアル第2

 バージョンを変えてから不調です。バージョンアップではなくバージョンダウンになっております。まぁこんなもんか、筆者の実力ってと思っています。

 

 あるところのブログで「リニューアルという劣化」という題で、リニューアルしたら以前より使い勝手が悪くなったという話が書いてありました。ちょうどリニューアルした後の筆者です。思わず納得するとともに、リニューアル後の劣化って世間でも多いのだなぁと感じています。

 

 で、第2弾は「審査センター」というところについてです。

 「審査センター」はご存じのように、映像の審査を行っている一般社団法人です。健全経営(違いました「健全運営」です)を行い、公平・公明正大を旨として日々審査業務に取り組んでいるところです。

 

 今のところ3審査団体に属するメーカー様の作品審査を執り行っています。審査業務を行い始めて14年目、年が明ければ15年目に突入という歴史であり、現在は実写映像審査、アダルトアニメゲーム審査、アニメ映像審査を中心に月700タイトル超の作品数の審査を行っております。

 

 最近ではタイトル数で換算すると実態にそぐわなくなりつつあり、事務所内では総作品分数で審査の量を計っています。

 

 これは、以前は1作品120分というものが大多数でしたので、今月は何タイトル審査したと言えば、共通のイメージでボリューム感が持てたのですが、最近の傾向として180分作品、240分作品、360分作品…、と長尺作品がかなり多くなり、ひと月の1タイトル当たりの時間も毎月増加して来ています。

 

 例えば、1作品平均の尺が120分台で推移していたのが、昨年には130分台に突入し、今年は140分台になろうという勢いにまでなっています。単純に700タイトルといっても、120分換算すると最大で800タイトル位になってしまうこともあります。

 

 ですので、作品の尺時間の総和でひと月の審査量を表すように変えました。ちなみに9月あたりですと94,000分、10月の目標値が100,000分弱、こんな考え方をしています。一概に100,000分といっても見当もつかないと思います。簡単に言えば「とにかく多い」のです。

 

 そんな映像作品の1コマ1コマをしっかりと視聴し、テープまたはデータを行きつ戻りつさせながら、細かな所まで審査を行っています。

 

 モザイク(機械処理)のモレとかズレを見つける、モザイクの濃淡、濃いのか薄いのか、を判断することは基本中の基本ですが、これは審査のほんの一部にすぎません。作品の性質、設定、不適切な発言、不適切な描写、画面の奥に映り込んでいるものまで幅広くチェックしていきます。

 

 もちろん会話の内容、中身、不適切な用語の使用、不適切な発言等も同時にチェックしていきます。それこそ社会性、倫理観、大人としての判断が要求されます。それがここの命であり、「検査」ではない、無論「検閲」とも全く異なる、「審査」というものなのです。

 

 そんな業務を日々繰り返します。来る日も来る日も映像との真剣な戦いです。ちょっとでも気を許すと見逃しが発生します。タカをくくって隙を見せると落とし穴が待っているんです。これは本当に不思議です。ミスに理由のないミスはありません。ミスが発生した日にち、時刻、状況を振り返ると必ず理由が見つかります。

 

 だから、私たちは二人で別々に審査をするのです。あらゆる情報共有を遮断し、それぞれの審査員が第1審として作品と向き合います。当然結果は同じはずです。しかし、これがまた同じ結果でもないのです。そこで、二人のそれぞれの結果を最終判定者が最終のセンターとしての結論を出していくのです。

 

 例えば、モザイクの濃淡で、最初に出てくるモザイクを薄いと判断したとします。そうすると次のモザイクも、またその次のモザイクも薄いと判断せざるを得ません。でも、最初のモザイクを、ギリギリ大丈夫と判断した場合は、次もその次も大丈夫となるケースが多いのです。ですから審査結果が時に1人が修正必要箇所ゼロ、もう1人が修正必要箇所20箇所なんてこともあるのです。

 

 作品の設定でも、背景においても、行為においても同様のことが起こります。ですから女性審査員もおり女性目線の判断もしますし、20代から50代まで幅広い層の審査員により審査を行っています。

 

 動体視力の観点で考えれば、若い人だけでいいのかもしれません。しかしそれは一つの要素にしか過ぎない。もっと大人の判断が必要な場面は多数あり、それこそが審査にとって重要なファクターなんです。

 (いきなり動体視力の話が出てきましたが、最近の作品は大勢の男優、女優が出演し、画面のそこかしこに絡みがあるなんていうシーンも多く、年寄りには辛い業務になっています)

 

 そんな積み重ねで1365日−(ちょっとオーバーでした。土日祝日の休日はさすがに休みます)、朝から晩まで映像にまみれている、そんな職場がここ審査センターなんです。
イメージでも掴めて頂けたでしょうか。

 

 エピソードを含めもっともっとトピックスはあるのですが、キリがありませんので今回はこの辺で。

 

 でもこの審査センター、以前にブログでも何回か書きましたが、「人気職種」なんです。募集をすればすごい勢いで応募が来ます。今不景気で失業者が多いから、だけが理由ではないようです。大手人材会社の担当が驚くほどの反応のようです。

 

 まぁキリがありません。次回にまた機会があれば書きたいと思います。

 

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